おはようございます。今日も、お元気にお目覚めですか。持田浩次です。
人間関係の問題には、いろいろな原因があると思いますが、その一つは、関係を遠ざけてしまうことではないでしょうか。相手との関係が薄くなると、摩擦が少なくなって、だんだん問題が小さくなっていくのも事実です。まったく相手とかかわらないことで、なんとなく平和になったような気がしますが、根本的には解決していないと思います。
聖書が教える平和は、波風が立たないこと、関係が静まっていることではありません。相手と自分の関係を修復して、相手と和解することから本当の平和がはじまります。
聖書にこう書かれています。
「実に、キリストはわたしたちの平和であります。二つのものを一つにし、御自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊しました。」(エフェソ2:14参照)
神様と人間との壊れた関係を修復するために、十字架にかかって私たちの罪をつぐない、神様と人との平和を作ってくださいました。
このように、キリストによる神様との平和を受ける時、今度は、人と人との関係も修復し、和解することができるのです。神様に赦された人は、赦されるということがわかるようになります。そのようにして、人を赦すということもわかるようになるのです。
今日の聖書の言葉。
「キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい。この平和にあずからせるために、あなたがたは招かれて一つの体とされたのです。いつも感謝していなさい。」
コロサイの信徒への手紙3章15節