大木信（西鎌倉教会牧師）

メッセージ： イエスの愛に包まれて

　おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
　今日は、イエスさまにお会いしたことで力を得た人の話です。その人は38年間、病気で苦しんでいました。38年はとても長い時間です。だんだんと時が経つにつれて、初めのころあった直す気力も失せ、心も体も弱くなっていったのではないでしょうか。人は時として気力を失い、絶望さえする。心細く、気弱にもなるものです。

　そんな気力も失っている人に出会って下さり、力を与えて下さるのがイエスさまです。その人にイエスさまは「良くなりたいか。」と言われます。そして「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」と言われました。するとその人は良くなって歩き出したのでした。
　イエスさまの言葉には力がありました。そして愛があります。またイエスさまの眼差しは、私たちでも気づかない心の奥の奥さえも気づかせて下さるのです。

　私たちにも挫折の経験はあると思います。いま苦しい方があるかもしれません。しかしイエスさまはその事もご存じです。そのイエスさまの愛の眼差しに包まれて歩みたく思います。

　今日の聖書の言葉。
　「イエスは言われた。『起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。』すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした。』」(ヨハネ5:8-9)

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