あさのことば 2016年10月21日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

豊川修司(宇都宮教会代理牧師)

豊川修司(宇都宮教会代理牧師)

メッセージ: 生涯教会に留まる決意

 ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。
 今朝の御言葉は、詩編23編6節「命のある限り、恵みと慈しみはいつもわたしを追う。主の家にわたしは帰り、生涯、そこにとどまるであろう」という箇所です。

 羊が死の陰の谷を行くような危険な時も、ダビデ王が息子のアブサロムから逃れ、逃亡生活をする苦しみの中でも、親友たちによって保護されて守られているとの思いは、主を信じている者の確信です。だから困難・苦しみ・苦悩は、恵みへと変えられていくのです。

 そこで詩人ダビデは、「命のある限り、恵みと慈しみはいつも自分に追う」と告白しています。恵みと慈しみを与える場所は、一時的な安らぎの場ではなく、羊飼いが青草と水を与えた場所です。すなわち、牧者と共にいる場所、「主の家に帰る」ことを人生の基にしています。

 詩編23編の結論は、「主の家に帰り、生涯そこに留まるであろう」との決意です。主の家、教会こそが、天に故郷を持つ信仰者の地上の借り住まいの場所です。
 本当の魂の救いの場所、恵みと慈しみを与える場所はここ教会です。教会で、個人で、詩編23編が読まれ、大牧者イエス・キリストと共に歩むとき、「わたしには何も欠けることがない」と云えるのです。
 年を重ねることに喜びはないと言う年齢にならない前に、あなたが人生の最高の道、教会を選択されることを祈っています。

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