あさのことば 2016年7月12日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小宮山裕一(ひたちなか教会牧師)

小宮山裕一(ひたちなか教会牧師)

メッセージ: ピンピンコロリ、モーセの最後

 おはようございます。ひたちなか市足崎にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です。
 最近、終活という言葉が流行っているようです。就活といいましても就職活動ではありません。どのような終わりを迎えるのか、という終活です。
 人はいずれみんな死ぬということは避けることができないのですが、死を考えるということは生きるということにもつながります。そこで、聖書に記されている人物がどのような最後を迎えたのかをお話したいと思います。

 今日はモーセという人物の最後を聖書からみてみましょう。
 「モーセは死んだとき120歳であったが、目はかすまず、活力もうせてはいなかった」(申命記 34:7)

 モーセはとても長生きだったようですが、最晩年に至るまで、目も気力も元気そのものでした。なぜ、モーセは最後まで元気に過ごすことができたのでしょうか。
 その秘密は、モーセには生きる目的があり、そのために懸命に生きてきたということです。モーセは神様の命令をうけて、エジプトで苦しんでいた人々を助け出し、別の土地に向かうという働きを神様から与えられました。その使命に励み、彼は最後まで気力十分でした。

 仕事や家庭は、いつの日か一段落する時がきます。しかし、聖書の神様を信じるのであれば、私たちはいつも、神様のご用に与ることができます。それが、生きる力となります。
 神様は、私たちに見合った働きや計画をお持ちです。その神様に寄り頼んで生きることこそ、モーセのような最後を迎える秘訣ではないでしょうか。

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