ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。
旧約聖書の詩編119編に「あなたの御言葉は、わたしの道の光…」という大変有名な御言葉があります。わたしの道とは、通常、長い人生を意味します。時には人生の道を迷うことはありますが、御言葉はその時その時の羅針盤の働きをします。それほど、人生の歩みには道を指し示す御言葉が必要なのです。
新約聖書のヨハネによる福音書14章6節には、主イエス御自身が「わたしは道であり、真理であり、命である」と語っています。主イエスが語る道は、わたしたちの人生より、もっと深い意味があります。それは、主イエスを信じて父なる神のもとに行く道のことです。
主イエスは、御自身がやがて十字架の死を遂げてこの世から神のもとに行かれることを悟っていました。ですから、再び地上に降りてきて、主イエスを信じる者に天国の住まいを用意して招き入れるのです。
主イエスの弟子の一人フィリポは、主イエスがどこへ行くのか分からず、その道を教えてくださいと頼みました。主イエスの道は、わたしたちが救い主イエスを信じることでその道を知る手段です。そうすれば、主イエスは父なる神へ私たちを導き、真理の霊である聖霊を豊かに与えてくれます。この方のもとに心をおいてみましょう。