お早うございます。仙台教会の首藤です。今朝は、「神賛美、または祈りの書」と親しまれている詩編から、お話します。
詩編全体から示される事を拾ってみますと、一番は、何百回も出てくる「神の慈しみ」です。二番は、悩み、苦しみ、不安に対する「神への訴え」です。三番は、自分自身の罪に対する「悔い改め、赦し、嘆き」です。
しかし、中心的なことは、神の栄光への賛美と神への信仰の感謝です。
いくつか紹介しますと、詩編18編、「主はわたしの岩、砦、逃れ場、わたしの神、大岩、避けどころ、わたしの盾、救いの角、砦の塔」や、詩編19編、「天は神の栄光を物語り、大空は御手の業を示す」。また、詩編23編、「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。主はわたしを青草の原に休ませ、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせて下さる。
このようなすばらしい賛美、祈りが150編あります。その中には、皆様の心にも深く刻まれた御言葉も沢山あるでしょう。
私たちも詩編に学び、倣って、神の御心に適う祈りを献げましょう。