お早うございます。この一週間も、神の言葉に守られますように。仙台教会の首藤です。
今朝は、苦難の書と呼ばれるヨブ記からお話します。
ヨブは、信仰深いと人々から尊敬されていました。ところが突然、全財産、全家族を奪われた時、「わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ」と告白して、神を非難する罪を犯しませんでした。
しかしヨブは、悩み苦しみました。
そんな時、慰め、戒める友人に対して、「慰める振りをして、かえって私を苦しめている」と気づかぬうちに、自己主張をしてしまいました。
人生の嵐の中で心を揺らぐヨブに対して、主なる神は、「お前は何者なのか。知識もないのに、言葉を重ねて、神の経綸を暗くするとは」と。
さらに、「わたしはお前に尋ねる。わたしが大地を据えたとき、お前はどこにいたのか」と。
この慈しみに満ちた主の言葉で、ヨブは「わたしは軽々しくものを申しました。どうしてあなたに反論などできましょうか。」
ヨブは、神との対話、祈りによって、神と共に生きる道を選びました。私たちも祈る人となりましょう。