月曜日の朝、気持ちよくお目覚めですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
今週はイエス・キリストの誕生を覚えるクリスマスを迎えます。
聖書の中に、キリストについてこんな言葉があります。
「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。」(フィリピ2:6-7)
ここには、クリスマスの意味が語られています。それは神であられるキリストが、その高い身分を捨てて、仕える僕のようになって、わたしたち人間の救いのためにこの世に来てくださったということです。
人間の救いは、もはや人間自身の手ではどうすることもできないほどです。そうであるからこそ、神自らが降ってこられました。しかも、わたしたちと同じ人間の姿になられ、わたしたちに寄り添って、救いを成し遂げてくださいました。
イエス・キリストはこうおっしゃっています。
今日の言葉…「人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである。」 マルコによる福音書10章45節