あさのことば 2015年8月10日(月)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

木村香(川越教会牧師)

木村香(川越教会牧師)

メッセージ: 罪と十字架 2

 おはようございます。埼玉県・川越教会の木村香です。

 神さまこそが造り主、支配者である。宇宙も、人間も、歴史も、と聖書は教えています。そして神さまはそれぞれに道を与えられました。自然世界には自然の法則による秩序が、人間の世界には十戒をはじめとする道徳の教えや良心が与えられました。人がそれによって歩むことによって、愛と平和の秩序が保たれるようにしてくださったのです。

 しかし、現実には人はその神さまの秩序を破り続けています。神さまに背いている、それがこの世のさまざまの不幸と悲惨、そして死と永遠の滅びの源になっています。神さまは何より正義の神であり、人の道を破るものには裁きが与えられるからです。

 その神さまの裁きをまぬかれるには、二つの方法しかありません。
 一つは、私たち自身が、罪のない完全な人となること、その上に過去の罪を償うこと…。しかしこれは、不可能です。
 もうひとつは、完全な人が、わたしに代わって神さまの戒めを守り、さらにわたしの犯した罪の罰を代わって受けて下さる。これもありそうにないですね。

 それなら、わたしたちは神さまの前に望みのない人生を送らなければならないのでしょうか。
 ところが、そのありそうもないことが起こりました。神さまは、わたしたちのために、なんと身代わりを立ててくださったのです。わたしたちが受けるべき裁きを身代わりに受けてくださり、そのお方の正しさが、身代わりのわたしたちのものとなる。
 そのお方とはもちろん、キリスト、イエス様です。

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