いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も聖書の教えに共に耳を傾けましょう。
「神の子」という表現が聖書の中には多くあります。今週一週間は、この「神の子」について考えています。
使徒パウロは、ガラテヤの信徒への手紙3章26節から27節で、こう語っています。
「あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです」。
聖書は、イエスさまが神の子であると教えるだけでなく、イエスさまを救い主と信じたキリスト者も神の子とされることを教えています。私たちは、信仰を持って洗礼を受け、イエス・キリストに結ばれることで、神の子とされます。すなわち、イエス・キリストを通して、神さまと親子のような親密な関係を持つことができます。
イエス・キリストは、父である神さまによって深く愛された神の子です。このイエスさまと同じように、イエス・キリストに結びつくことで、私たちも父である神さまに深く愛された神の子とされます。イエスさまを救い主と信じて生きることは、神の子として生きていくことです。神の子ですから、神さまから守られ、生きていくために必要なものがすべて神さまから与えられます。神さまの子どもとして、父である神さまから完全な愛を受けていく時、私たちは本当の平安を得ることができます。