いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
イエス様を偉大な教師として見る者、真の神として信じ始める人々が増えて来ました。それは、イエス様が力ある御業をなし、権威ある言葉で多くの人々に教えられたからです。
イエス様を支持する人々が多くなってきたことで、当時の宗教家たちがイエス様の所にやって来て言いました。「何の権威で、このようなことをしているのか。だれが、そうする権威を与えたのか。」と。
その時、イエス様が彼らに一つの質問をしましたが、その返事をする際に、彼らは色々と考えました。何を考えていたのかというと、どのように答えたら自分が得するだろうか、どのように答えたら自分の立場が安全になるだろうか、と考えたのです。その結果、彼らは「わかりません」という返事をしてしまいました。つまり、イエス様とのやり取りを拒否してしまったのです。
そこでイエス様は、「何の権威でしているのか、わたしも言うまい。」と、彼らの質問に応じることを拒否されました。
イエス様が私たちにかかわろうとされても、私たちの側で、これまでの常識や考え方を捨て去ることができず、真剣に向き合うことを止めてしまうということが起こり得るのです。
イエス様に対する私たちの心の態度を、もう一度問いかけてみましょう。いつでもイエス様は、私たちのことを待っておられるのですから。