ご機嫌いかがですか、勝田台教会の坂井です。今週は、皆さんをまことの悔い改めへとお招きしたいと願って語っています。
イエス様がこの地上でなされた伝道者としてのお働きにおいて、その最初に発せられたメッセージはなんだったかといいますと、それは、「悔い改めよ、神の国は近づいた」というものでした。このままではいけないんだ、このままでは、あなたの行きつく先は永遠の滅びだから、向きを変えなさい。神様のほうに向き直り、神の国へと入ってきなさい。
イエス様のメッセージというのは、いつもこういう厳しさを伴っているものです。イエス様という方は、ある意味で、ある意味でこれまでの私たちの歩みを全否定されるのです。あなたは、そのままでいてはいけない。神に背を向けてきたあなたの人生。神を無視して、馬鹿にして、過ちだらけで生きてきたあなたの人生は、神様の目に大きな問題がある。生まれ変わる必要があるんだ…。とても厳しい方です。
でもイエス様は、人の心を土足で踏みにじるような、強引で心無い方ではありません。みんなから見限られ、見捨てられるしかないような人たちのことをも、丁寧に丁寧に悔い改めへと導いて、その傷ついて屈折してしまった心を癒して、再び立ち上がらせてくださる方です。聖書にはそんな風に、悔い改めに導かれた問題児たちの物語がたくさん記録されているのです。