千ヶ崎基（東京恩寵教会協力牧師）

メッセージ： 一番偉い者

　いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
　現代は個性が大切にされる時代ではありますが、他者との比較や競争で立ち位置を決められてしまう社会に生きているとも言えるでしょう。

　マルコによる福音書9章33節から37節に、イエス様の弟子たちがわたしたちと同じように、「一番偉い弟子はだれか」と論じ合っていた話があります。イエス様は、「だれがいちばん偉いか」と議論していた弟子たちに、「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」と言われました。そして、小さなこ子供を弟子たちの真ん中に立たせて、「わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。」と言われました。これは、「イエス様という神を知る人というのは、自分の意見も他者との比較も忘れて、ただ一途にイエス様だけを見つめる人だ」ということを伝えているのです。

　わたしたちは、わたしたちの常識でイエス様を判断するのではなく、聖書の言葉が示す通りに、イエス様について学び、祈り求めると、必ずイエス様のことが分かるようになります。謙遜になって聖書の御言葉に学び続けてみてください。必ずイエス様が愛に満ちた神様だと分かります。

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