おはようございます。埼玉県羽生市にある羽生栄光教会の牧師、村田寿和です。
あなたは聖書という書物を手に取ったことがありますか?聖書には、すばらしい言葉がたくさん記されています。今朝は、その一つをご紹介いたします。
「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の労苦は、その日だけで十分である。」(マタイ6:34)
これはイエスの御言葉です。わたしたちは、今日のことだけではなく、明日のこと、明後日こと、さらには5年後、10年後のことさえ、思い悩んでしまいます。しかし、イエスは、「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である」と言われるのです。もちろん、ここでイエスは、将来の予定や計画を立ててはいけないと言われているのではありません。そうではなくて、将来のことを思い悩むなと言われているのです。言い換えるならば、一日一日の労苦を担って、精一杯生きなさいと言われているのです。わたしたちは、今日しか生きることができません。明日も明日になれば今日です。その今日の労苦を担って精一杯生きるように、とイエスは言われるのです。今日という日を、神が造られた新しい一日として、イエスと共に歩みましょう。