あさのことば 2014年8月1日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

杉山昌樹(新座志木教会牧師)

杉山昌樹(新座志木教会牧師)

メッセージ: 与えられたものを用いる

 いかがお過ごしですか。新座志木教会の杉山です。今日も神の国の譬えです。(マタイ25:14-30ほか)

 ある所に手広く商売をしている人がいました。遠くの国まで仕入れに行くことになり、3人の使用人たちを呼び、3億円、1億2千万円、6千万円のお金を預けて、商売をするように言いました。この金額は、それぞれの才能にとって、ちょうど扱いやすい金額で、商売にも十分でした。最初の二人は、「さすがご主人様、わたしたちをこんなに信用してくださった」、と喜んで出かけ、それぞれ商売をして成功しました。ところが、最後の使用人だけは「ふん、あの主人は意地が悪いからな、あとで何か言われてはたまらん」と言って、お金を土に埋めてしまいました。やがて、かなりの日数がたって、主人が帰ってきて、使用人たちを呼びました。最初の二人は「ご主人様、これだけ儲けが出ました」と喜んで報告しました。すると主人も「よくやった」と一緒に喜んでくれました。

 ところが、あの最後の使用人は「はい、これがあなたのお金です、あなたは怖い人ですから、そのままにしました」とお金を見せました。すると主人は「悪い怠け者だ」といって、お金を取り上げ、外に追い出してしまいました。ここで大切なのは、主人に対するイメージです。「良い主人だ」と思っていた人たちは良い結果を、「悪い主人だ」と思っていた人は、悪い結果を得ました。しかしはっきりとしておりますのは神は良い方だということです。

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