お元気にお過ごしですか。茨城県つくば市東、筑波みことば教会の小堀昇です。今日も主を見上げてご一緒に歩んでまいりましょう。
わたし達は、人生の困難にぶつかった時、何処に身を隠すのでしょうか。権力をもっている人はそこに、経済力を持っている人はそこに、肩書きや地位をもっている人は、そこに、子供は親に、生徒は先生に、彼氏は彼女に、彼女は彼氏に、恋人同士で身を隠すのかもしれません。しかし、聖書は一番安全な逃れの場、それを語っています。それは神です。聖書は次のように語ります。
「主を、わたしは避けどころとしている。どうしてあなたたちはわたしの魂に言うのか『鳥のように山へ逃れよ。』」(詩編11:1)。
この詩編の作者ダビデは、いわれのない嫌疑をかけられて、時のイスラエルの王さまであったサウル王に追われ、憎まれ、命を狙われていました。そして山を逃げ回っていたのです。洞窟や岩穴が絶好の隠れ家でした。しかし、彼はそのような生活の中で、真の神こそ自分を本当の意味で守り、導いてくださるお方である。そのことに気がつきました。そして実際に彼は、神様の導きの中で、イスラエルの二代目の王様として君臨をしていくのです。
ある人は言います。神に頼るなんて、弱い人間のすることだ。しかし、わたし達は明日どうなるか、そのことすらもわからない小さな存在です。しかし、神は全能の御力をもって、永遠の命をもってわたし達を守り導いてくださるお方です。あなたも一回だけの人生、どうぞこの神を信じてください。そしてどうか神様に身を隠してください。そしてどうか真の平安な人生を送ってください。あなたの人生に豊かな祝福がありますように。