いかがお過ごしでしょうか。今週一週間、この番組を担当します東京都中野区にあります江古田教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。
キリスト教会のカレンダーによりますと、昨日の日曜日、5月19日は「ペンテコステ」となっています。この日はクリスマス、イースターのような派手さはないかもしれませんが、とても重要な時です。
イエス・キリストは、十字架につけられた後、三日目に復活されました。そして弟子たちに対して、マタイによる福音書の最後にありますように、「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」と言われました。
ところが、それからまもなく、その弟子たちの前から天に帰られてしまいました。もうその姿は見えません。いったい、いつも共におられるという約束はどうなってしまったのでしょうか。
イエス様はそのような不安な弟子たちの思いをよくご存知でした。ですから、その約束を「別の助け主」、「真理の霊」と呼ばれる聖霊なる神様としておられることによって、果たしてくださいました。
それが実現したのがペンテコステ、聖霊が降られた日です。この聖霊なる神様は、その約束どおり、わたしたちがどこにいても共にいてくださるお方です。そして、神の御言葉と共に働いてわたしたちを支え、慰め、真理を示してくださるのです。
その約束をあなたが信じることが出来るよう、聖霊なる神様はあなたとも共にいてくださるのです。