熊田 なみ子（スタッフ）

おいしさミックス

　新しい年、いかがお過ごしですか？
　お正月には何を頂きましたか？おせち料理ももうなくなったでしょうね。ラジオ番組もお料理で言えばいろいろな作り方で味わっていただいています。より美味しく、心に栄養を、と考えながらたくさんのバイブルメッセージが語られています。
　私はスタッフですのでリスナーの皆様との双方向での番組作りに励んできました。最近は番組も減ってしまいましたから、美味しさがいろいろにミックスされて楽しんでいただけるように、クリスチャンゲストの登場、ルカさんこと山下正雄牧師のQ&Aコーナー、ずっと続いてきた「小さな朗読会シリーズ」は、今年も旧約物語です。今物語の上巻で、下巻もありますから何とか最後までお届けしたい、つまり、聖書全巻が番組で揃うようにということなのですがこれはかなりの冒険ですね。神様がお許しくださるならば成し遂げることができるでしょう。
　文字放送が始まってからの「たった一度のいのちの時間」を携帯でも読んでいただいています。私の本棚にある絵本や詩などのブックトーク、身近な出来事いろいろのnamiトークです。熱心なリスナーの皆様の温かな応援を頂きながらここまで番組作りが続いてきました。心から感謝しています。

さて美味しい番組作り、今年は聖歌隊合唱の録音や賛美の演奏など募集しています。先週そして今日も、昨年末までに準備が整いました賛美をご紹介しています。いかがでしょうか？今日は埼玉県の改革派上福岡教会聖歌隊（私もこの中で一緒に賛美しています）の賛美でした。実はこの番組がネット放送になってからリクエスト曲をいただけなくなってしまったことがとても残念ですが、逆にそれならば皆様の賛美や演奏を是非お送りいただけないか、ということになりました。何度か今までもリスナーの力作をお届けしたことはあるのですが、これからもどうぞご遠慮なくお寄せください。お便りやメール、ポエムなど作品もご紹介してきました。
　この番組担当を始めてからもう1800回位になるのです。私の人生と番組が一緒になって歩んでいます。不思議なことですね。その中で私も自分を探しながら少しづつ歩んできました。リスナーの皆様からもたくさん教えていただきました。「いったい私はどこからきて　やがてどこに行くのか？人間とはいったい何者なのだろうか？」みな心の奥底にこの問いを抱えながら生きています。いや生かされているのです。
　今年のキーワードは「ONE」。「たった一度の生きてる時間」の中で、一人の私とイエスさまは出会ってくださる。そして、一人の私を遣わしてくださる。たった一人と出会うために。唯一の生ける神様、救い主イエスさまがいらっしゃることを伝えるために。聖書は語ります。「ほかのだれによっても、救いはえられません。わたしたちが救われるべき名は天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」（使徒言行録4:12）
　昨年、「マザーテレザの愛の言葉」をリスナーの皆様と味わいました。その中で「大海のたった一滴かもしれない私たちの働き、でもその一滴がなければ…」と語る言葉を聴きました。それそれが今日という日、神様からいただいた一つのいのちを大切に生きていきましょう。生きるいのちの時間が長くても短くても命は神様のもの。私たちは救い主イエスさまのものとされているのです。今年もきっとそれぞれに新たな出会いがあることでしょう。神様からお互いが必要とされている喜びをいただきましょう。

　2012年、たとえ1年にたった1回であったとしても、お便りで、メールで、春の集いで、夏のキャンプで、冬のクリスマスで私たちが出会えたら素敵ですね。今年もどうぞよろしくお願い致します。　　くまだなみこ

コントローラ