いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
これをお聴きの皆さんは、いろいろな状況の中でお過ごしのことでしょう。楽しい気分の方、悲しみの中にある方…。本当にお一人お一人が、それぞれの状況の中を歩んでおられることと思います。
私は学生時代、何のために生まれて何のために生きるのか、それが分からないで、もやもやとして生きていました。アンパンマンのテーマソングそのものでした。
「何のために生まれて、何のために生きるのか、答えられないなんて そんなのはいやだ」
これはとても深い歌詞ですね。そして、この歌詞の内容は本当だと思います。せっかく生まれて来ても生まれて来た目的、生きている目的、これが分からないなら力を注いで生きることが難しいと思います。
ある人はお金のために生きる。お金を稼いでいるその時は力が入るかもしれません。でも、死んだらどうなるのでしょう。何億円と貯めたお金も死んだ後は使うことはできません。仕事で昇進、出世するために生きる。その時は力が入るかもしれません。でも、引退、退職の時が来ます。そして、やっぱり死ぬ時が来ます。
今日は元気でも、明日わたしたちは病気になるかもしれません。事故に遭うかもしれません。「でも、一日一日を一生懸命、丁寧に生きて行くことができる!」。そのことを、私は教会に行って、聖書を読むうちに、知らされました。そんなキリスト教会が皆さんを今も招いています。どうかお近くの教会にいらしてみてください。