いかがお過ごしでいらっしゃいますか。せんげん台教会の浅野正紀です。今日も聖書の教えに共に耳を傾けましょう。
聖書には、神様から約束と励ましを受けた人物が多く登場します。今日はその中の一人、ヨシュアを紹介します。ヨシュアはモーセの後継者としてイスラエルの民を約束の地、カナンに導くという大きな働きをしました。
エジプトを脱出したイスラエルの民は、いよいよ神様が与えてくれた地であるカナンに入って行くこととなりました。しかし、イスラエルの民の中には、そこに既に住んでいる民族を恐れて、「どうして、そんな所に行かねばならないのだ」と言って、嘆く者もいました。
このような中で、神様はヨシュアを次のように励ましました。ヨシュア記1章5節から6節にこう記されています。「一生の間、あなたの行く手に立ちはだかる者はないであろう。わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。あなたを見放すことも、見捨てることもない。強く、雄々しくあれ」。
神様は、モーセと同じようにヨシュアにも必ず共にいることを約束してくださいました。神様は、大きな働きを人に任せる時には、必ずその人と共にいて下さり、その働きが行えるように守り導いてくださいます。だからこそ、神様はヨシュアを「強く、雄々しくあれ」と励ますことができました。ヨシュアと共にいてくださった神様は、今日もイエス・キリストを通して、わたしたちと共にいてくださいます。