いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
寒くなりました。気持ちよくお過ごしの方、少しふさいだ気持ちでお過ごしの方、いろいろなお気持でお過ごしのことでしょう。
イエス・キリストのお話をしています。伝道者パウロがイエス・キリストのことをあるところでこう紹介しています。新約聖書のフィリピの信徒への手紙の2章です。
「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。」(フィリピ2:6-7)
天地万物をお造りになった全能の神が、人間と同じ者になって私たちのところに来てくださった。これが新約聖書で紹介されている神様です。神ともあろう御方が、どうして人間と同じ者になって来てくださったのか。そこには、神様の深い御計画、お考えがあってのことです。でも、今日は一つの意味を確認したいのです。
神が人間になって来てくださった。それは私たちのそばに寄り添うためです。高い所から私たちを眺めているのではなく、側に寄り添ってくださる。そのために、天地を造られた神は、人となって、私たちの住むこの世界に住んでくださいました。
あなたは今、心細い思いでいらっしゃるかもしれません。辛い悲しい思いでいらっしゃるかもしれません。そのあなたの気持を、同じ人間として理解し、慰めることができる。それが、人間となって私たちのところに来てくださった神様、イエス・キリストです。