熊田なみ子のほほえみトーク 2011年4月5日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

春のリスナーの集いへあなたも

 毎年4月になると、4月生まれの童話の王様アンデルセンの春のポエムを思い出して声にだして読みます。あなたも口ずさんだことがあるかもしれません。「旅することは生きること」という詩です。

 「春のもやはもうあがった。どこもかしこもみどり色。旅することは生きること。血はかろやかに駆け巡る。太陽は輝き、花は香り、やさしい風がそよそよと吹く。さあ、いこう、いこう、帆をはって 旅することは生きること。(前半)」(山室静・訳偕成社文庫3063)

 アンデルセンは、1805年、4月2日にデンマーク、オーデンセという町の貧しい靴屋の息子として生まれたのですが、なんと14歳からほとんどヨーロッパ全土を旅してまわったそうです。「旅することは生きること」だったのですね。今も童話は世界中の人々に愛され、宝物として大切にされていますね。
沢山の作品がありますが、例えば「野の白鳥」を読むと、私たちの罪ために黙って十字架に向かってくださったイエスさまのことを思ったり、「みにくいアヒルの子」を読むと、罪あるみにくい自分が新しく生まれる喜びを思ったりします。以前番組でお話しましたアンデルセン最後の作品「足のわるい子」も興味深いですね。「豆の上に寝たお姫さま」なんてユーモアたっぷりで短くて楽しいお話です。お引越しする前のある年のオープンハウスで、アンデルセンの童話「一つのさやから出た五つのエンドウ豆」をお話しました。イエスさまの「種まきのたとえ」を思わせるような出だしですね。

 さて、今年は4月9日、今週土曜日にリスナーの集いを開きます。入場は無料。場所は、JR御茶ノ水駅から徒歩2分、御茶ノ水クリスチャンセンター。午後1時から3時まで出入り自由です。山下牧師のバイブルメッセージは午後2時からです。昨年からオープンハウスではなく、リスナーの集いに変わりました。オフィスの引越しに伴い、お部屋がとっても狭くなって皆様をお迎えできなくなったのです。そこで、別の会場を借りて行いました。今年は9階901号室が会場です。エレベーターで9階に上がっていただくとすぐわかるようになっていますからご安心ください。

 今年初めてという方々も、自分ひとりでという方々も、ご遠慮なくいらっしゃってください。山下牧師のメッセージタイムが終わると、楽しい美味しいティータイム。この時間帯が一番大勢の方々になり賑やかなひとときで、素敵なプレゼントも用意されています。今年は久しぶりに「エンドウ豆」のお話も一緒に楽しんでいただこうと思っていますよ。お電話での問い合わせは03-3292-7604へ。あなたも今週土曜日ぜひいらっしゃってくださいね。スタッフ一同心からお待ちしています。  くまだなみこ

※リスナーの集いについて、音声放送では、416号室・午後1時〜4時とご案内しておりますが、東日本大震災の影響により901号室・午後1時〜3時に変更となりました。何とぞご了承ください。

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