ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
秋になると稲の穂が豊かに実ります。もともと稲は小さな種ですが、芽を出し、茎を出し、やがて豊かな穂を実らせます。でも、だれもこの成長をずーと見ている人はいません。蝉やちょうならば孵化する様子を観察できますが、田んぼの稲の成長を継続してみるのは大変です。
マルコによる福音書4章26、27節に次の言葉があります。
「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない」。この譬は、人の心と魂を成長させてくださるのは人間の努力や本人の力だけではなく、神様ご自身が成長させてくださるというお話です。
今の時代、人間が本当に強く生きるためには、自分自身の力だけでは限界があり、かえって、迷路に入ってしまうときがあります。けれども神様は、今も力とみ言葉によって、キリスのもとに集る者を確実に成長させてくださいます。さあ、あなたも教会に来てみませんか。