ごきげんいかがですか。銚子栄光教会牧師 小林義信です。
本日の御言葉は、マタイによる福音書25章21節です。
「お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。」
どんな人も天賦に恵まれなくても隠れた才能があるものです。赤ちゃんの時に失明された方でも、世界的ピアニストとして成功して居られますし、事故で足を失われた方でもオリンピックで金メダルを獲得されています。人の目から見て不幸に思えることを幸せに変えてしまう能力をどの様な人も持って居られるのです。それに努力という字が加われば、不可能と云う文字はその人から消えてしまうのです。神様は可能性が少ないと思われている人に、忠実に努力することによって、とても大きな幸福をもたらして下さるのです。
大きな可能性を与えられた人が成功するのは当たり前のことですが、少ない可能性から努力によって才能を開花させる人、つまり謙虚で、忍耐強く、小さな努力を積み重ねる人には神様は偉大な道を用意して下さいます。偉大なことを成す人は、人目に付かない所で小さい良きことを積み重ねて居る人です。己のいたらなさを何時も謙虚に反省し、人の過ちを素直に赦すことの出来る人こそ偉大な人であります。イエス様はその様な人でありました。