千ヶ崎基（草加松原教会牧師）

メッセージ： 福音の初め

　いかがお過ごしですか。草加松原教会の千ヶ崎基です。今週も、神様の御言葉に目を向けていきたいと思います。

　マルコによる福音書1章1節に「神の子イエス・キリストの福音の初め」という御言葉があります。何だか見出しのような言葉ですが、ここに「福音」という言葉があります。教会の中ではよく聞く言葉で、「喜びの知らせ｣という意味があります。聖書では、イエス様が十字架の死と復活とによって死に打ち勝ち、全てをご支配される主として立てられたという意味での「喜びの知らせ」となります。

　それに、このマルコ1章1節にある「初めに」と訳された元々のギリシャ語アルケーという言葉には、「主権」、「統治権」、「支配する力」という意味なども含まれています。ですから、イエス様は天の父なる神の直結の子供、まさに神御自身から来る「御子」であり、その「御子」であるイエス様には、全ての始まりとなる、主権、力がある。マルコによる福音書1章1節の御言葉は、そのことを私たちに教えてくれているのです。

　そのような、全ての主権、力をお持ちである神の御子イエス様との出会いを私たちの人生の中にもたらすために、聖書の御言葉があります。
　この聖書の御言葉を通し、愛をもってご支配する神の子イエス様との出会いを得て下さい。必ず、あなたの心に喜びがやってきます。

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