風間義信（江古田教会牧師）

メッセージ： 最も大切な日曜日

　ごきげんいかがですか。今週一週間、この番組を担当します東京都中野区にあります江古田教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。

　あなたにとって昨日はどのような一日だったでしょうか。別にいつもと変わらない日曜日だったでしょうか。実は、昨日は一年で最も大切な日曜日といっても言い過ぎではない一日だったのです。なぜなら、イエス・キリストが復活されたイースターだったからです。

　イエス・キリストの生涯は33年ほどでしたが、その最後は十字架という非常に残酷な死刑によって息を引き取りました。その後、墓に葬られたのですが、三日目には復活された、これを記念する日が昨日のイースターでした。

　ただ、これはイエス・キリストに以前こういうことが起こったということを懐かしむためではありません。これは私たち、いや、あなたや私のためだったのです。そもそもイエス・キリストが最も厳しい死刑である十字架にかけられたのは、ご自分がそれに値することをしてしまったからではありません。むしろそのようなことは何もありませんでした。そうであるのに十字架にかけられたのは、私たちのひどさのためです。聖書ではそれを罪と言いますが、これをみな引き受けてくださったからこそ、その罪のための刑罰として死なれました。しかし、それで終わるのではなく、復活によって死を超える力がこの方にある、ということを示してくださったのです。この復活のイエス・キリストは今日もあなたと共にいてくださるのです。

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