あさのことば 2011年2月23日(水)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

持田浩次(三郷教会牧師)

持田浩次(三郷教会牧師)

メッセージ: 暗闇にも輝く神の栄光

 今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
 私たちは人生でいろいろな困難に出会います。ある時には、いろいろな問題が重なって、前後、左右、どこにも逃げ場のないような状況になってしまうこともあります。

 使徒パウロも多くの困難や問題を経験した人ですが、彼はコリントの教会に宛てた手紙の中で、このように言いました。
「わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない」コリントの信徒への手紙第二の4章8節と9節のみ言葉です。

 どうして、パウロはこのように力強く言い切ることが出来るのでしょうか。その理由はその少し前の4章6節に書かれています。
「『闇から光が輝き出よ』と命じられた神は、わたしたちの心の内に輝いて、イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を与えてくださいました。」

 何もない真っ暗闇に、「光が輝き出よ」と光を造ることの出来る神様がおられます。その神様が心のうちに光を与えてくださったのです。その光によって輝く神の栄光を悟ることができるのです。
 人の目にはどんなに暗闇であっても、神様から心にいただいた光で見ると、まぶしく輝く神の栄光を悟ることができるのです。

 今日の聖書の言葉
「『闇から光が輝き出よ』と命じられた神は、わたしたちの心の内に輝いて、イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を与えてくださいました。」コリントの信徒への手紙第二 4章6節

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