お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
人生には、本当にいろんな事がありますね。なんでこんな事が起こるんだろう、思ってしまうようなこともたくさんあります。しかし、聖書の神様は全てを働かして、あなたの益として下さるお方です。
「人は何で生きるか」、これを著したのはトルストイでした。こんな話があります。
あるとき一人の天使が地上に降りて、双子の赤ちゃんを産んだばかりの若い母親の命を奪うように神様から命じられるのです。ところが、お父さんを亡くしていたその貧しい家庭からお母さんまで奪ってしまったら、いったい子供達はどうやって生きていくことが出来るんだろう、天使は考えて、神様のこの命令に背くのです。そして彼は罰を受けて、翼をもぎ取られて、人として地上に住むようになりました。
そして6年後、目の前に現れた一人のおかみさんと、双子の女の子の幸せそうな姿を見て、この天使は全てを悟ります。お母さんを失ったあの双子の赤ちゃんは、後に子供を失った隣りの家に引き取られて、愛をいっぱい注がれて育ったのでした。
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています」(ローマ8:28)。
このように聖書は語ります。
私達の人生にもいろんな事が起こります。マイナスに見えるような事も沢山起こってきます。しかし、神さまはマイナスと見えるようなこともプラスに変えてくださるお方です。そして、全てのことをあい働かして、益として下さいます。
この神さまをあなたも信じて、永遠の命の恵みの中を歩んでください。それではまた御機嫌よう。