ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
先日、ある人からこんな質問を受けました。その方は「神様が本当に自分の祈りを聞いてくださっているのか自信がない」と言うのです。その上で「自分の祈りは単なる独り言のようなものではないか」と悩んでおられるのです。とても深刻な問題です。なぜなら、私たちの捧げる祈りが単なる独り言のようになってしまうなら、私たちは祈る理由を失ってしまうからです。この質問をされた方の話をよく聞いてみると、「自分は神様に祈りを聞いていただけるような立派な人間ではない」と悩んでおられるようでした。もし、立派な人の祈りでなければ、神様は聞いてくださらないとすれば、私たちのだれもが同じ不安を抱かざるを得なくなるはずです。
でも、安心してください。なぜなら、私たちにはイエス様の名前によって祈る方法が与えられているからです。私たちはいつも祈りの最後に「イエス様のお名前によって祈ります」と言う言葉を付け加えます。なぜならこの名前によって祈る祈りを神様は必ず聞いてくださるとイエス様が約束してくださっているからです。だから、私たちは今日も自分がたとえどんな人間だとしても安心して、神様に祈りをささげることができるのです。
聖書の言葉
「わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう」。
ヨハネによる福音書14章13節です。