熊田なみ子のほほえみトーク 2008年6月3日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

あなたとわたしの生きてる時間 こころのゆりかご

 「ことば」「こころ」「いのち」をキーワードにお送りしているほほえみトーク。今日は「こころ」です。

 「♪ゆりかごのうたを カナリアがうたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ♪」という子守唄をふっと想い出させてくれた可愛いAちゃん。日曜日の午後、皆さんが帰られて、静かな時間が訪れた時のこと。ちょっと残ってご奉仕するママが忙しくて、私が傍で手を握り「少しおねんねしようかな?お歌は何がいいかしら?」と聞いた時「ゆりかごの・・・」とお返事してくれたのです。なんだか長いことすっかり忘れていた懐かしい歌。
 「子守唄」は本当に私たちの「こころ」を安心させてくれますね。あたたかなお母さんのお膝で、安心して子守唄を聞きながら眠れる子ども、なんと幸せなことでしょう。でもこの世界には、そんな幸せからは程遠い子どもたちも本当に沢山いるのですが。
 「ゆりかご」にゆらゆらゆられて気持ちよく眠りたい、と思うのは子どもだけではありません。私たちも皆そうですね。私の住む地域も24時間のコンビニに加えて、ブックストアが開店しました。真夜中、ものすごい明るさのお店で仕事をする人々がいるのですから、世界はますます温暖化(というのではなく加熱化)も進むし、睡眠障害も増えるし、自律神経のバランスが崩れて本当に困ったことです。それでも経済的な豊かさが幸せをもたらすと信じる人々は、休日返上で働き続けます。そこに何が起こるでしょうか?

 リスナーの方から、「なみこさんの声を睡眠薬に」と言われたことが何度かあって、「安らいでいただけるなら嬉しいわ!」と単純な私は喜んだりしましたが。ほほえみトークが「声のゆりかご」になって、イエスさまが共にいらっしゃる安心を覚えていただきたいですね。私もうっかりすると「こころの安らぎ」を失って、あわててしまうことがあります。そんな時、日曜日の礼拝が「こころのゆりがご」になります。礼拝で味わう聖なるひととき、それはこころの深いところに安心を与えてくれるものです。「このままの私が神様の前に出ることができる」、「イエスさまが重荷を下ろしなさいとおっしゃってくださっている」、母なる教会の礼拝は、神の子どもたちに「こころのゆりかご」を用意して待っていてくれます。あなたもゆりかごでゆっくり安心しませんか?
 「わたしのこころは喜び 魂は踊ります。
 からだは安心して憩います。」(詩編16:9)  くまだなみこ

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