あさのことば 2008年4月30日(水)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

立石章三(横浜中央教会牧師)

立石章三(横浜中央教会牧師)

メッセージ: 主は羊飼い

 お元気ですか。横浜中央教会の立石章三です。今週は教会とは何かということについて考えています。
 イエス・キリストはある時こう言われました。「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない」。教会とはキリストが建てられるものであって、人間が建てるものではありません。

 それぞれの教会にはリーダーや役員たちがいて、その教会に集まる人々に群れをお世話します。聖書ではこの人々、クリスチャンのことを羊にたとえますから、教会のリーダーを牧師と呼ぶのです。牧師とは羊飼いのことです。羊の所有者は神様で、牧師は神様から羊を預かって、栄養たっぷりの草を食べさせ育てるのが仕事です。

 イエス・キリストは自分のことをこう言われました。「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる」。そう、イエスは自分の羊、クリスチャンたちのために命を捨てられました。だから牧師達もこのイエスに倣って、キリストの羊たちのために命を捨てる覚悟で、羊のお世話をしなければなりません。羊が自分のものであるかのように錯覚してはいけないのです。

 わたし達は今まで羊飼いのいない、さ迷える羊でした。毎日何のために生きているか分からず、どこへ行くのかも分からない、心配と不安と悩みの毎日でした。しかし今、わたしはイエスの羊だと分かりました。わたしは偶然この世に生まれてきたのではなく、私は神様によって生かされている羊、そしてキリストが私の羊飼いなのです。もう安心です。「主は私の羊飼い。私には何も欠けることがない。主は私を青草の原に休ませ、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせてくださる」。

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