あさのことば 2007年1月2日(火)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

鈴木牧雄(湘南恩寵教会牧師)

鈴木牧雄(湘南恩寵教会牧師)

メッセージ: 新しい歌を歌おう2

 明けましておめでとうございます。湘南恩寵教会の鈴木牧雄です。今年もよろしくお願いいたします。新しい年も聖書の言葉に耳を傾けたいと思います。詩編33編3節です。

「新しい歌を主に向かって歌え。
 美しい調べと共に喜びの叫びをあげよ。」

 使徒ペトロが「兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか」と尋ねた時、主イエスはおっしゃいました。「7の70倍までも赦しなさい」。これを聞いて私たちは「とても無理だなあ」と思ってしまいますが、しかし、主イエスはそのような私たちを「7の70倍までも赦し」てくださるお方です。実際、なぜ私たちは今もなお主イエスの救いの言葉に接することができているのでしょうか。私たちは自分の罪を心から悔い改めたはずなのに、いつの間にか罪を繰り返してしまっています。そのような私たちに対して、主イエスが何度も何度も救いの御手を差し伸べてくださっているからに他なりません。
 この主イエスの憐れみに気づいた人は、また新たに救われた、こんなに罪深いのにまた新たに救いの恵みを注いでいただいたと、感謝せずにはいられなくなります。こうして、絶えず新しい歌を歌うようになる。主イエスに対して感謝の歌をまた新たに歌わずにはいられなくなるのです。

 この新しい歌を教会で心を合わせて歌うのが讃美歌であり、礼拝です。罪を悔いては犯し悔いてはまた犯してしまう罪深い私たちですが、そのような私たちをなおお赦しくださる主イエスに、新しい年も新しい歌を心を合わせて歌っていきましょう。

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