お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。
聖書は、わたしたち人間は良い行いをすることによって救われるのではなく、イエス・キリストを信じる信仰によってのみ救われるのだと教えています。
しかし、イエスはマタイによる福音書の7章24節で「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。」とおしゃっています。この言葉だけを聞きますと、やはり、救われるには信仰だけではダメで、行いも必要であるのかと、思ってしまいます。けれども実はそうではないのです。
イエスはその前の7章18節で「良い木が悪い実を結ぶことはなく、また、悪い木が良い実を結ぶこともできない」とおっしゃっています。つまり、イエスは信仰によって真のぶどうの木であるご自分に繋がっているならば、わたしたちは必ず良い信仰の実を結ぶことができるのだと教えているのです。
わたしたちは決して良い行いするから救われるのではありません。そうではなく、わたしたちはキリストを信じ、キリストに繋がっているからこそ、良い行いへと導かれるのです。どうかあなたもキリストにしっかりと繋がって、主の御心を喜んで行う者となってください。