あさのことば 2005年4月8日(金)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

弓矢健児(新座志木教会牧師)

弓矢健児(新座志木教会牧師)

メッセージ: わたしたちの人生の手本


お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。

 何事においても手本を持つということはとても大切なことです。お稽古事や習い事は、まずお手本をしっかりと真似て、それを身につけることからはじまります。わたしも小学生の時に習字を習っていましたが、何度も何度もお手本を見て書く練習をしました。

 しかし、聖書は単なる習い事以上に、わたしたちは人生を生きるとうことにおいて、手本を持ち、その手本に倣って生きなければならない、と教えています。そして、その手本となるべきお方こそが、イエス・キリストだと教えているのです。

 イエスは神の御子であるにも関わらず、人間となってくださいました。そして、わたしたちを罪から救うために、その生涯を神と隣人への愛に生きられたのです。しかし、イエスはもう一方で、罪赦されたわたしたち人間に対しても、ご自分に倣って歩むように求めておられます。イエスが愛に生きられたように、わたしたちもまた愛に生きるようにと求めておられるのです。なぜなら、わたしたちがイエスによって罪赦されたのは、わたしたちもまた愛の交わりの中で共に生きるためであるからです。

 イエスは次のようにおっしゃいました。

「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。」(ヨハネによる福音書15章12節)。

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