あさのことば 2005年4月6日(水)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

弓矢健児(新座志木教会牧師)

弓矢健児(新座志木教会牧師)

メッセージ: 罪赦される恵み


 お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。

 聖書を読んでいると、イエスが多くの人々の病をお癒しになったという記事が出てまいります。目の見えなかった人の目が見えるようになり、耳の聞こえなかった人の耳が聞こえるようになった。わたしたちは、そのようなイエスのお働きの背後に、素晴らしい神の祝福があるということを教えられます。

 しかし、もう一方で、わたしたちはいくら神に祈っても病が癒されない場合もあるということを知っています。けれども、もし、そうだとすると、癒されない人は神の祝福が少ないのでしょうか。決してそんなことはありません。第二コリントの12章にあるように、パウロは自分の体から痛みを取り去ってくださるように、三度主に願ったと書いています。しかし、主はその時、パウロに「わたしの恵みはあなたに十分である。」とお答えになったのです。

 確かに病気が癒されることは素晴らしい恵みです。しかし、病気の癒しは決して永遠の恵みではありません。それに対して、罪が赦されること。これこそまさに永遠の恵みです。なぜならば、罪赦されることによって初めて、わたしたちは神と和解し、永遠の命を与えられるからです。

 イエス・キリストを信じる者には誰にでも、この素晴らしい罪の赦しという恵みが与えられています。わたしたちはどんな時も、まずその恵みを感謝して生きる者でありたいと願います。

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