いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。
聖書はキリスト教信仰の土台です。この聖書は、救い主イエス・キリストについて教える書物ですが、ただキリストのことだけが書かれているのではありません。旧約聖書の創世記にはじまって新約聖書の終りである黙示録にいたるまで、つまり世界のはじめから終りまでのことについても聖書は記しています。
ずいぶん幅広いことが書かれているのだなあとビックリする方もおられるかもしれません。けれども、イエス・キリストと世界、この二つのことは別々のことではありません。
世界のはじめについて知ろうとしても、神の御子であるキリストを抜きにしたのでは本当には分かりません。「万物は御子において造られたからです。万物は御子によって、御子のために造られました。」万物すなわち世界の始まりがキリストにあることを、コロサイの信徒への手紙1:16は教えています。
では、この世の終りはどのようにしておこるのでしょうか。聖書によるなら、イエス・キリストが再びおいでになるとき、世は終りを迎えます。「見よ、わたしはすぐに来る。わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行ないに応じて報いる。」これはヨハネ黙示録22章12節のみ言葉です。
また、続けて「わたしは、…初めであり、終りである。」とあります。驚く方もおられると思いますが。キリストは、二千年前にマリアから生まれてこの世にあらわれたというだけでなく、万物に始まりを与えたお方なのです。また、十字架で死んでそれっきり、というのでなく、万物を終らせるお方なのです。ぜひ教会に行き、この大いなるイエス・キリストを知り、救い主として信じてください。