皆さん今日は、お元気にお過ごしですか。東洋宣教教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
アメリカ大統領であったジミーカーターが、「力の源」という著書の中で、ある牧師の話をしています。その牧師は、キューバ人の牧師で、プエリトルコからの貧しい移民のために、素晴らしい働きをして、彼らと大変良い関係を築いていたそうです。ジミーカーターは、その様子を見て、大変感心して、成功の秘訣は何かと、その牧師に聞いてみたそうです。すると、その牧師は謙遜な笑みを浮かべて言ったそうです。「ジミーさん、人生で必要な事は、二つの愛を持つことだけです。一つは神に対して、もう一つは、今自分の目の前にいる人に対してです。」こう言ったそうです。この単純だけれども深遠な神学が、それ以降、聖書を学ぶジミーカーター元大統領の大きな助けになったそうです。突き詰めれば、聖書は、この二つの愛を解説した書なのです。とジミーカーター元大統領は言っています。
聖書は言っています。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。 第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」(マタイ22:37-40)
私達は何故隣人を愛せるのでしょうか。それは、神がまず、私達を愛して下さったからです。独り子イエスを十字架にかけて、あなたの代わりの、身代わりの裁きを行うほどにあなたを愛して下さったからこそ、私達は隣人を本当の意味で愛する事ができるのです。あなたも、この素晴らしい愛を是非体験してください。それではまた御機嫌よう。