あさのことば 2004年3月8日放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

高瀬一夫(千城台教会牧師)

メッセージ: エリヤと偽りの預言者


 お元気ですか 千城台教会の高瀬一夫です。
 今日は旧約聖書の中にある、エリヤのお話をします

 昔、預言者エリヤはバアルの預言者450人と戦いました。エリヤは祭壇に火を呼んでどちらが真の神であるか試そうと提案しました。バアルの預言者は朝から昼まで大声で叫び、わが身に傷をつけて必死に祈りましたが答えがありません。そこでエリヤが祈りました。
 「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ、あなたがイスラエルにおいて神であられること、またわたしがあなたの僕であって、これらすべてのことをあなたの御言葉によって行ったことが、今日明らかになりますように。わたしに答えてください。主よ、わたしに答えてください。そうすればこの民は、主よ、あなたが神であり、彼らの心を元に返したのは、あなたであることを知るでしょう。」
 すると、主の火が降って、焼き尽くす献げ物と薪、石、塵を焼き、溝にあった水をもなめ尽くした。これを見たすべての民はひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です」と言った。

 これは列王記18章に書かれてある有名なお話です。この物語は真の神こそ信頼にたるお方であることと、偽りの神に決して心を奪われてはならないことを教えています。
 今、愛が無く、多くの人々の心がすさんでること、心がささくれ立っているのは、この主なる神を知らないからだと思っています。主なる神を今、信じていただきたいと願います

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