2008年10月5日(日)むしろ幸いなのは(ルカ11:28)
おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストはこんなことをおっしゃいました。
「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である」(ルカ11:28)
これは群衆の中にいた一人の女性が叫んで言った言葉に対して、イエス・キリストがおっしゃった言葉です。その女性はこう言ったのです。
「なんと幸いなことでしょう、あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は。」
この女性がイエス・キリストをどれほど尊敬していたのかということは言うまでもありません。その尊敬するイエス・キリストの母であるということは、この人にとって羨ましいほどのチャンスを手にした女性ということでしょう。なぜなら、イエス・キリストの母であることはたった一人の人しかなることができないからです。
しかし、イエス・キリストはおっしゃったのです。
「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である」
また、別の機会にイエス・キリストはこうもおっしゃいました。
「わたしの母、わたしの兄弟とは、神の言葉を聞いて行う人たちのことである」(ルカ8:21)
イエス・キリストは神の言葉を聞いて行なう幸いを教え、神の言葉を聞いて行う人をご自分の母、また兄弟と呼んでくださるのです。
それではきょうもあなたの上に主イエス・キリストの恵みが豊かにありますように。