2008年8月31日(日)思い煩うな(マタイ6:30)
おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストはこんなことをおっしゃいました。
「今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。」(マタイ6:30)
野山を歩いていて、ひっそりと咲く花に出会うと、ホッとした気持ちになります。誰が観ているというわけでもないのに、野山の花は精一杯きれいに咲いています。ほんの一時、きれいに咲いて、次の日にはしおれてしまう草花ですが、それでも神は惜しみなくきれいに咲かせてくださいます。
人目につかない、ひっそりと咲く草花でさえ、こんなにも精一杯にきれいに咲かせてくださる神であるならば、人間のことをどうでもよいと思うはずはありません。むしろ、活き活きと輝けるようにと、神はわたしたちの必要を整えてくださっているのです。
イエス・キリストは、「思い煩うな」とおっしゃいます。なぜなら、わたしたちが自分のことで思い煩う以上に、神がわたしたちに関心を寄せてくださり、わたしたちの必要を満たしてくださるからです。この聖書の神を身近に思うとき、思い煩いからも悩みからも解放されるのです。
それではきょうもあなたの上に主イエス・キリストの恵みが豊かにありますように。