2008年5月11日(日)一羽の雀さえ(マタイ10:29)

おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストはこんなことをおっしゃいました。

「二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。」(マタイ10:29)

二羽の雀が一アサリオンとは、雀にしてみれば随分価値のない値踏みです。雀にだって一羽一羽の違いがあるでしょう。二羽一まとめでないと値がつかないとは失礼な話です。しかし、人間の側からは、そんな話はどうでも良いことかもしれません。むしろ二羽と言わず、五羽でも十羽でもまとめ買いで安くなればそれに越したことはありません。
ところが、人間の目にはそんなにどうでもいいような雀にさえ、神は目を注いで下さっているとイエス・キリストはおっしゃいます。二羽一アサリオンで売られている雀の一羽でさえも、神の許しがなければ地に落ちることはないのです。ましてのこと、神はわたしたち一人一人をこの上なく大切に思ってくださらないはずがあるでしょうか。

イエス・キリストはおっしゃっています。
「だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている」
この聖書の神にすべてをおまかせして歩みましょう。
それではきょうもあなたの上に主イエス・キリストの恵みが豊かにありますように。