2008年1月27日(日)わたしが与える水(ヨハネ4:13-14)

おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
イエス・キリストはこんなことをおっしゃいました。

「この水を飲む者はだれでもまた渇く。しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」

イエス・キリストが問題とされるのは喉の渇きの問題ではありません。それと同じくらい大切な渇きの問題です。それは魂の渇きです。人は魂の渇きに気が付かないことがあります。あるいは気がついても、どこでその渇きを癒したらよいのか分からないということもあります。
イエス・キリストがこの言葉をおっしゃったのは、一人の女性に対してでした。その女性は社会からは疎外された人でした。この女性には五人の夫がいましたが、今連れ添っているのはその女性の夫ではないと聖書には記されています。なぜそんな生活になってしまったのか、世間はその女性を好奇心と奇異の目でみることでしょう。
しかし、イエス・キリストは好奇心と奇異の目でこの女性をご覧になったのではありません、イエス・キリストが関心を示されたのは、目の前にいる一人の女性の魂の渇きでした。

イエス・キリストはあなたの魂の渇きに目を留めて下さっています。あなたの魂の渇きを癒そうと永遠の命にいたる水を与えてくださるのです。
それではきょうもあなたの上に主イエス・キリストの平安が豊かにありますように。