2007年3月11日(日)神の助けに囲まれて(詩編34:8)

おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
今朝は旧約聖書詩編の第34編8節の言葉です。

「主の使いはその周りに陣を敷き 主を畏れる人を守り助けてくださった」

この詩編の言葉はなんと力強い励ましをわたしたちに与えてくれることでしょうか。たった一人で悩み苦しんでいると思うときに、聖書の神は御使いたちを送って周りを囲んでくださると言うのです。どんな敵も災いも隙を狙って押し入ることができないのです。
もっとも、神が周りに配置してくださる天の御使いを目で見ることはできません。それは信仰によってだけ受けとめることができる事実です。

この詩編の作者は続けてこう言います。
「味わい、見よ、主の恵み深さを。 いかに幸いなことか、御もとに身を寄せる人は。」

信じて神の恵みにより頼み、身を寄せつづける人だけが味わうことのできる恵みなのです。四面楚歌と思えるときにも、気がつけば神の恵みがあなたの周りをしっかりと取り囲み、あなたを守っていてくださるのです。
孤独に悩むとき、不安に心揺らぐとき、病が襲うとき、敵があなたをおとしめようとしているとき、神はあなたの周りを囲んで守ってくださるのです。主の恵み深さを味わい、見つづけましょう。
それではきょうもあなたの上に主の平安が豊かにありますように。