2004年10月3日(日)幸いな人(詩編1)
おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
今朝は旧約聖書詩編の第1編の言葉です。
「その人は流れのほとりに植えられた木。 ときが巡り来れば実を結び 葉もしおれることがない。」
こんな風に例えられる人の人生はどんなに潤いのある素晴らしい人生でしょうか。体も心も疲れきってしまっている殺伐とした世の中で、このように実りある歩みが出来たらどれほど幸せなことかと思います。
詩編の第一編は幸いな人生の秘訣を教えて、こう言っています。「いかに幸いなことか…主の教えを愛し その教えを昼も夜も口ずさむ人」。その人こそ「流れのほとりに植えられた木」であると詩編の作者は言っています。
しかし、現実の人間は過ちを犯しやすいものです。間違った道に座り込んでしまっても、いつしかそこが自分の居場所のように錯覚してしまいがちなものです。だからこそ、そこにとどまらないために、神の教えを愛し、日々口ずさむことが大切だとこの詩編の作者はわたしたちを諭します。
まことの神を離れてほんとうの幸いはありません。あなたの人生が「流れのほとりに植えられた木」のように実り豊かなものとなるために、是非、聖書の教えに耳を傾けてみてください。