2020年3月31日(火) 見つけた!絵本&ともだち ♪「『輝く日を仰ぐとき』ギター:トム兼松」
「くいいる瞳に魅せられて」とご自分の体験談を書いてくださった尊敬する人生の先輩のIさん。
お仕事をやめてから子どもたちに絵本をよんでくださるボランティアを始めてくださったのです。
「子どもたちのくいいる瞳に出会うことができて、瞳に心の全てが表れているようで、心の通い合う喜びをいっぱい頂きます。図書館で2、3歳の初めて出会う子どもたちとも、くいいる瞳を通して心が通い合ってしまい、目と目でうなづきあって帰るのです。先日は、10か月検診の赤ちゃんでも心が通い合いました。赤ちゃんの瞳が輝くようです。また、80歳、90歳の耳も目も不自由な方への本選びも考えているところです。」
私もこの絵本と一緒のひとときに癒されています。
小さかったNちゃんが、お姉さんになってみんなに絵本や紙芝居を読んでくれることも嬉しいですね。
最近の子どもたちはスマホの画面ばかり見てしまい、友だちや家族との会話も少なくなっていますね。家にいてもラインで1階から2階へ「ランチタイムよ!」と伝えたりしているかもしれませんからね。
ではここで一曲ご一緒に。ギタープレイズから「輝く日を仰ぐとき」です。
…
いかがでしたか?
さて、ママの絵本体験談も聞いてきました。
文庫活動で「絵本と子育て」のお話を伝えたEちゃんのママは、「そうか!それなら絵本を与えよう!」と赤ちゃん絵本から始まり、成長と共にたくさん読み語りました。絵本は大人が読んであげる本だってよく言われますものね。Eちゃんはとっても嬉しくて心躍るようなママと一緒に過ごす時間だったのでしょう。以前「紙の安心毛布」って聞いたこともあります。
その後、小学校に入学し、自分で読めるようになり、読書ノートをつけ始めました。図書館でお気に入りを探すのも面白くなり、去年の6月からのノートなのになんとビックリ300冊以上のタイトルが…。Eちゃんは、本嫌いの子どもになりませんでした。本の世界を味わい、空想し、旅する楽しさをきっと今日も発見しているのでしょうね。
先日も絵本やおやつを楽しんだ後のフリータイムに、Rちゃんが大きな黒板に「NAMIKOさん」と私の似顔絵を。そして、こんな言葉が添えてあったのです。「うれしい、たのしい」「ここにきてからともだちがいっぱいできてたのしくて。いつもくるときわくわくして。きてよかったな。」
教会学校のささやかな文庫活動、でも子どもたちの心に伝わるものがあるのだと知らされて嬉しかったです。
0歳から100歳まで、絵本は何歳になっても楽しめますね。すぐれた絵本とは?とよく考えます。ストーリーに生命力があって、絵に生きた個性が感じられて、といろいろあるかもしれません。私たちの作品を選ぶ力もどんどん磨きたいですね。
あなたの体験談もぜひ聞かせてください。ご感想もお待ちしています。