2017年4月25日(火) 小さな朗読会212「すばらしい恵み」(John Timmer著「Once upon a time…」より)
さて、私は手に何を持っているでしょう? 赤いガラスのかけらです。
でもみんなは「えぇ?ないよ。赤いガラスのかけらなんてないよ。なーんにもないよ」と言うでしょう。
もちろん、そうですよ。なんにもありません。
でも、想像することはできるでしょう?
私がいまこの手に赤いガラスのかけらを持っていると想像してみたら、そんな気がしてくるでしょう?
じゃあ見ててね!
このガラスのかけらを床に投げます。
ガシャン!赤いガラスのかけらが床中に散らばってしまいました。
私がこんどは何を手に持っているか、もういちど想像してみてください。
青いガラスのかけらです。
また見て! 床に投げますよ。ガシャン! 青いガラスのかけらが床中に散らばってしまいましたよ。
なんてことでしょう。この割れて散らばったガラスのかけらをどうしましょう?
カラフルなガラスの窓にしてはどうかしら?
神様は、これと同じことを私たちに対してしてくださっているんですよ。
私たちはこの割れたガラスのかけらのようなのです。
神様は、私たちを捨ててしまうのではなく、御手に取って美しいものに変えてくださるのです。
見て! ほら、もう床のガラスはなくなってしまいましたよ。
かけらは全てなくなってしまいました。
カラフルな美しいガラスの窓になったのです。
なんてすばらしいことでしょう。
これこそ、すばらしい恵みなのですよ。(訳:木川美来)
コリントの信徒への手紙二 5章17節を読みましょう。
「だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。」
一番大切なこと
問1 わたしたちにとって一番大切なことは何ですか?
答 神さまの子どもとして、神さまと共に歩むことです。
(「子どもと親のカテキズム―神さまと共に歩む道―」日本キリスト改革派教会大会教育委員会)