2009年1月20日(火)85歳の信仰告白
お年寄りのホームを訪ねる機会がありました。ラウンジの壁に大きく年齢を重ねる呼び名がはってありました。
「61歳・還暦」「66歳・緑寿」「70歳・古希」「77歳・喜寿」「80歳・傘寿」「81歳・半寿」「88歳・米寿」「90歳・卒寿」「95歳・珍寿」「99歳・白寿」「100歳・百寿」「100歳以上毎年上寿」「108歳・茶寿」「111歳・皇寿」「119歳・頑寿」「120歳・大還暦」。還暦が2回で大還暦とは初めて知りました。
先日、リスナーのMさんからお便りをいただきました。Mさんは、お母様の介護のために奮闘しておられるリスナーです。詩が封筒に入っていましたのでご紹介しましょう。もうすぐ米寿のお母様ですね。
『85歳の信仰告白』
遠のく意識の中で 母は このまま死なせてという
ひと眠りし目が覚めた 生きていることに気付いた翌朝の母の祈りは
「神様 今まで 死にたい 死にたいと 思いながら生きてきたことは間違いでした。命は神様のものと実感しました
それなら 主に従い 生きたいと思います
もっともっと神様を知りたいです。宜しくお願いします。
主のみ名によって アーメン」
確かに古い母は死んだ
目が覚めたとき 新しい母が生まれた 庭には山百合が咲いていた
Mさんは、ずっと介護生活の中で、番組を聴き続けてくださいました。そして、お母様に神様のお話をしてくださっていたのです。
「ラジオを聴きながら、母と一緒に神様の学びをしてきたことが実を結びました。色々なプレゼントを母と共に読み、聞き、目にし、どんなに母も私も励みになったことでしょう。(中略)これからも私が聴いたラジオや説教の話をしていくつもりです。」
とのお便り。そういえば何年か前、バースディカードをお送りしたらとっても喜んでくださったことを思い出しました。
「もっともっと神様を知りたい」これこそ私たちの生きる目的ですね。 くまだなみこ