2008年11月11日(火)あなたとわたしの生きてる時間 ラピスラズリの魔法
先日ヘヤーカットに行きました。私が絶対買わない週刊誌をそこでは読むことができますので興味深くあれこれページを。韓国ドラマの主人公もまだ出ていますね。
そこに天然石の広告がありました。石の力で守っていただける、とでもいうように、いろいろカラフルな色の石が並んでいるのです。占いやお守りというのはいつの時代も盛んですね。人間の心は、より安心をいただくためにお守りを大事にします。また、ネットの占いも盛んです。着るもの、食べるもの、行くところなんでも・・・その日の指針を与えてくれそうで、なんだかいいことが起こりそうで。日本では、交通安全、安産、受験、商売繁盛、なんでもかんでもご利益があると思えば祈願しますね。
その雑誌にラピスラズリが出ていました。実は、私が持っているネックレスの石なのです。ちょっと調べてみましたら聖書の中にも出てくるのです。旧約聖書、出エジプト28:17-21。大祭司アロンの胸当ての12個の宝石として。また、新約聖書ヨハネ黙示録21章11-14節、18-20節、12個の宝石です。「星の煌めく天空の破片」と古代ローマの学者は言ったそうですが、語源は、「ラピス」はラテン語の石、「ラズリ」は、青空を意味するペルシャ語からきているとのこと。神につながる石として、病気の治療などにも使われたようで魔法の石と言われてきたようなのです。
私のネックレスがそんな由来の石であったと知って驚きました。とても美しい青が印象的で、ある年の夏休みに夫からプレゼントしてもらい、使っていただけですから。週刊誌で買う多くの人は、ラピスラズリの魔法の力を信じて購入するのでしょうね。身につけると人生が良い方向に進んでくれる、というように。
私は、教会に行く前、御利益宗教がとても嫌でした。聖書もあまりよく知らなかったので修道院のイメージでキリスト教も嫌でしたね。自分の心のままに、自分の都合のいいように、なんでもしてくれるから信じます、というような宗教心が人間を支配していることが悲しかったのかもしれません。
それからしばらくして、聖書を本当にしっかりと知ることができ、信じることが出来たとき、すべての柵(しがらみ)から解放されました。本当の意味で自由になれたのです。心から信頼できる本物を見つけることができた喜びは大きいものでした。占いやお守りに縛られない本物の人生があることをあなたも是非知ってくださいね。 くまだなみこ