2008年9月16日(火)あなたとわたしの生きてる時間 もしも わたしが-須藤あきこさんのお便りから-
ほほえみトークにいただくリスナーの皆様からのお便りやメール、いつもありがとうございます。一通一通嬉しく感謝して読んでいます。
今日の生きてる時間は、その中から、青森県の須藤さんの作品をご紹介しましょう。何度か番組で朗読させていただきましたが、心に響く詩の言葉をいただいています。やがてきっと一冊の詩集として、皆様にお読みいただくことでしょう。それは、自分で作るというより、神様が時を備えてお導きくださるのですね。私たち何でもそうですね。自分で頑張るとあまりいい結果にならず、神様に委ねながら人生を歩むと不思議に最善に導かれます。
「もしも わたしが」
もしも わたしが
あなただったら と 考えると
あなたに もっと 優しくなれるかもしれない
そう思ったら
今まで 悩みあぐねていた心が
氷のように 溶け始めたような そんな 気がする
いかがですか。
もしもわたしがあなただったら…その気づきから生まれてくる思いやりの心。もっと優しくなれる心。愛の感受性。思いやりと想像力、愛の感受性、どれもみんな今の時代に欠かせませんね。
私は教会に住んでいますから、突然の電話、突然の出会いをたくさんいただきます。昨日までは全く知らなかった方々の苦しみや嘆きを知ります。そんな時、この詩のように思います。もしもわたしがあなただったら…と。私には到底耐えられない試練を、神様が今あなたに与えておられる。どうしてなのか?いつまで続くのか?全くわからない…。もしもわたしがあなただったら、とても耐えられない。でも今あなたは耐えて!耐えて!耐えて生きている。
私たちが生きていく時、この詩のような心を神様にいただきたいですね。
では、もう一つの作品です。
「主の 孤独の中に」
静かな 孤独な時間が 私を支配するとき
心の中から しぜんに生まれてくる 語りかけを
友に おくりとどける
主が 共にいてくださるから
主の 孤独の中に
憩い 豊かにされて
くまだなみこ