2008年7月22日(火)あなたとわたしの生きてる時間 いのちの輪-山岡綾野さんのお便りから-
もうすぐ今年もふくいんのなみキャンプ。リスナーたちと過ごす「ほっとできる居場所」です。「ことば・こころ・いのち」をキーワードにお送りしているほほえみトーク。今月は「いのち」です。
今日はラジオネーム山岡綾野さんからいただいた「いのちの輪」という素敵な賛美歌をご紹介しましょう。
お便り-1998年4月、洗礼を受けた時、いつか賛美歌が書けるようになりたいと思いました。受洗から4ヶ月後、その願いは叶えられました。折にふれ書き続け9年目、第28回教会音楽祭に採用されました。テーマは、「いのちの輪―あなたは私の愛する子、今日私はあなたを生んだ」でした。このテーマを読み、子どものいじめと自殺、事件、事故の多さと、家族の苦しみを思いました。いのちは人間だけでなく、動物、植物、地球に存在する全てのものにあり、それらが手をつなぎひとつの輪になり、その中央に神様がおられます。子どもに未来はあるのかと思われる、今の時代に子どもが希望を持ち、共に賛美出来るような歌詞を心掛けました。
1番、私のいのちの隣りには、あなたの命があります。あなたという隣人には、子供、家族、他国の人、病気の人もいます。どんな人とも手をつなぎ生かされています。その手を離したら生きられません。まして自分から手を離さないでと願いが込められています。
2番は自然とも仲良く手をつなぎ、共存したいという思いが込められています。3番は、人間も自然も造られた神様をいつも仰ぎ、神様に感謝の祈りと賛美を捧げます。その中にこそ、希望と未来があることを確信し、歌詞にしました。−とのことです。
「いのちの輪」を朗読致します。聴いて下さいね。 くまだなみこ
わたしの いのち それは主のもの
あなたの いのち それは主のもの
主に向かい祈り 主に向かい歌う
生かされる いのちの輪の中に 神はおられる
小鳥の いのち それは主のもの
草木のいのち それは主のもの
主をたたえ祈り 主をたたえ歌う
生かされる 自然の輪の中に 神はおられる
はじめの時も それは主のもの
終わりの時も それは主のもの
主とともに祈り 主とともに歌う
生かされる 未来の輪の中に 神はおられる